売れる色って何色?あなたのビジネスにあった色の選び方
あなたのWebサイトや商品パッケージでどんな色の組み合わせが売れるのか考えたことはあるだろうか?
『餅は餅屋でデザイナーに任せているよ』
という場合でも、一般的に消費者がどんな色を好んでいるのかは知っておいた方が良いです。
今回は普段、デザイナー任せの色の選択を、ツールを使ってあなたのビジネスにピッタリの色を探す方法についてお伝えします。
消費者が好きな色と
好まれない色
色に関する心理学実験やマーケティング調査は、今まで世界中のさまざまな機関で行われてきましたが、似たような結果が出ています。
一番好きな色は青として挙げた人が最も多くて、わずかな差で赤。
色の好みは男女で少し違ってくるし、調査によって微妙に違ってくるが大体下の表のような順位になります。
順 位 | 色 |
1 | 青 |
2 | 赤 |
3 | 緑 |
4 | パープル |
5 | オレンジ |
6 | イエロー |
逆にあまり好まれない色の組み合わせは、紫とオレンジ、赤とオレンジです。
色の好みは年齢に
よって変わってくる
赤ちゃんが一番好きな色は赤で、黄、緑、青。
これが5歳になる頃には赤、緑、青がほぼ同じように好まれるようになって、小学生になる頃には青、赤が断トツで黄色はイマイチになってきます。
そして、年齢が高くなるに連れて、青が好まれるようになってくる。
ジャンルによって
選ぶ色が違ってくる
たとえば、Webサイト全体のキーカラーを決めるときに、あなたが提供しているサービスや商品によっても、色の選択は違ってきます。
ビジネス系は青系、整体やヒーリングは緑系とか、高級感を出すなら黒を基調にした色の組み合わせなど、ジャンルによって何となく使う色は同じになってきます。
最もこの好まれる色の組み合わせに関する実験はほとんど行われていませんが、暖色系、寒色系のように色による視覚的な温度のイメージや心理効果があるので、あなたがやっているビジネスがクールでカチっとしたイメージにしたいなら、寒色系を使うなどそんな決め方もできますよね。
人気の高い色の組み合わせを
ツールを使って調べる方法
Webサイトで使える色には限りがあります。
8ビットカラー256色のうち、MacintoshとWindowsで異なる40色を除いた216色をWEBセーフカラーといいます。
Webで使える256色には、カラーコードという番号がついています。
#FF0033とか#669999で色の指定をしてますが、実際には見ている人のパソコンやスマホの機種や環境で本当の色が出ていない場合もあります。
256色もある色の中からピッタリの色を選ぶのは難しいところでもありますが、色に関してはこれが正解というものはないです。
でも、色を決める方向性としては、まずあなたの商品や会社のイメージカラーや、やっているビジネスのジャンルなどから、キーカラーを決めてください。
あとは、今どんな色の使い方が人気があるのか?時流はどんな色使いなのか?をツールで調べます。
使うツールはPinterest (ピンタレスト)。
https://www.pinterest.jp
Pinterest (ピンタレスト)は、世界の月間ユーザー数4.5 億人の、おしゃれなインテリアや毎日のレシピなど、暮らしのヒントがさくさく見つかる画像探索アプリです。
例えは、あなたのWebサイトのデザインを青にしようと決めたら、Pinterestの検索窓に『Webデザイン 青』と入力してみてください。
青を基調としたWebサイトがたくさん検索できます。
これはWEBデザインに限らず、『チラシ 赤』とか、調べたい「ジャンル+色」の指定で参考例を検索できるので、ぜひ使ってみてください。
色の使い方は時代によって変化しますから、うまく取り入れているところを参考にあなたのビジネスにぴったりの色を探してみてください。
↓この記事を書いた人↓
株式会社エナジーフロー CEO
動画を駆使したマーケティングの専門家
学習をもっと面白くするエンタメ型動画プロデューサー
動画プロモーションの動画制作やWeb制作、コピーライティングなどを中心に、自宅がある神奈川と会社がある沖縄でデュアルライフを送りながら活動しています。
クライアントの想いを発信するためにクライアントの話をじっくりと聴いて、ターゲットに伝わるコピーラーティングを心がけています。
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