売れるコピーライティングに必要な2次的思考とは?
そもそもコピーってなあに?
コピーライターの仕事
コピーライティングは、商品のセールスやSNSでバズらせる時にも必要となるスキルで、マーケティングにおいてはとても重要なものです。
コピーライティングについて書かれている本や教材はたくさんあっても、コピーのテクニック的なモノが多くて、売れるコピーの本質について書かれている本は意外に少ないように思います。
今回は売れるコピーが書けるようになるための、コピーライティングの考え方についてシェアしていきます。
コピーっていうと、一般的にはテレビや雑誌の広告で見る『キャッチコピー』がお馴染みですよね。
キャッチコピーは、チラシやWebのセールスページの上の方にでっかい文字で書いてある短い文章ですが、
例えば
そうだ!京都に行こう/JR東海
とか
有名なコピーライターの糸井重里さんの書いた
- おいしい生活。 /西武百貨店
- じぶん、新発見。/西武百貨店
- くう ねる あそぶ /日産 セフィーロ
とかが思い浮かびます。
コピーライティングは、短いキャッチコピーだけではなくて、モノを売るためのセールスコピーだと、ボディーコピーの長文のコピーを書くのもコピーライターの仕事になります。
売れるコピーが
書けるようになるための
二次的思考法とは?
コピーライティングで、売れるコピーを書くために必要になるのが2次的思考法です。
売れないコピーを書いてしまうコピーライターは一次的思考にとどまっていることが多いです。
売れるコピーが書けるようになるためには一次的思考をやめて二次的思考になる必要があります。
一次的思考とは、浅い考え、薄っぺらい考えのことです。
浅い・深いの違いはなんなのかと言うと、一次的思考の人は目の前にある表面的な事象しか見ていなくて、すぐに答えを知りたがる人が多いです。
一次的思考をやめて二次的思考になるには、目の前にある表面的なモノに囚われずに、その奥に隠れている本質や原因を探すこととが必要です。
そのために必要なのが、
常に『なぜ?』と言う質問をすることが大切。
なぜそうしたのか?
と言う質問を頭の中でしてみる。
そうするとある答えが出ますよね。
次にその答えに対して、なぜ?を繰り返してみる。
なぜ?なぜ?なぜ?
考えの浅い・深いの違いはこの『なぜ?』をどのくらい深く考えたのかで違ってきます。
売れるセールスコピーを
書くための2次的思考法
目の前に太っている女性が100人いたとします。
お客さんの考えは多様で人それぞれ違うし、モチベーションや彼らのベネフィットも違います。
それを踏まえて、目の前に太っている女性100人にどんな商品が売れるか考えてみましょう。
一次的思考だと『太っている人だから、痩せるダイエット商品を売りましょう』になりますよね。
これだとまだ、考えが浅い。
これを二次的思考で考えると
なぜ彼女たちは痩せたいのかな?
↓
痩せたい裏に隠れているモノはモテたいという欲求ではないかな?
↓
モテたいと言っても、そもそも自分に自信がないのではないかな?
↓
自信をつけたいなら、ダイエットサプリより自信をつけるための思考法を教える講座とかはどうだろう?
このように考えてみると、一次的思考では有形商品のダイエットサプリのような商品しか思い浮かびませんでしたが、二次的思考で考えてみたら、知識やマインドセットを教える無形商品のアイデアが浮かんできました。
お客さんも気がつかない
本当の欲求に気が付かせる
コピーが売れる
なぜ、このような二次的思考で深く考えるのがコピーライティングでは重要なのか、さらに深く考えてみましょう。
お客さんの思考は人それぞれ違いますし、ニーズ・ウォンツは一定ではなく、複雑で常に変化し続けます。
一次的思考でしか考えられないと、目の前に100人いたら、100通り以上のコピーが必要になりますよね。
それを二次的思考で深く、100人のターゲットとなる人の心の奥にある
・本当の欲求
・深い悩み
・本質
を、なぜ?なぜ?なぜ?と考えてみるんです。
そうすると、お客さん自身でも気が付かなかった本当の欲求や本質に気がついてもらえるコピーが書けるようになります。
人は、自分でも気が付かなかったことに、一瞬で気が付かせてくれる人や文章に、一瞬で感情を揺さぶられて心を鷲掴みにされます。
つまり、商品が売れるということです。
占い師が本人しか知らない秘密をズバズバ言い当たられたりすると、一瞬でファンというか信者になったりしますよね。
占い師がやっているのはコールドリーディングというテクニックだったりするから、あまり良い例ではないのですが、この話は長くなるのでまた別の機会にします。
いかがでした?
二次的思考で深くターゲットに響くコピーを書くための思考法の一つですが、売れるコピーが書けるようになるには、とにかくたくさんコピーを書いてみることが重要です。
とは言っても、コピーライティングは難しいので
↓まずはこの本で勉強してみてください。
↓↓この記事を書いた人↓↓
株式会社エナジーフロー CEO
動画を駆使したマーケティングの専門家
学習をもっと面白くするエンタメ型動画プロデューサー
動画プロモーションの動画制作やWeb制作、コピーライティングなどを中心に、自宅がある神奈川と会社がある沖縄でデュアルライフを送りながら活動しています。
クライアントの想いを発信するためにクライアントの話をじっくりと聴いて、ターゲットに伝わるコピーラーティングを心がけています。
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