Webで見込み客を集めたり、商品やサービスをセールスする時に、HPやブログやSNSでターゲットに向けた文章を書きますよね。
でも、あなたが書いた文章のほとんどは、お客さんや見込み客には届いていないという話をします。
コピーライティングを勉強したての頃に師匠から、
コピーライティングの3つの”ない”
ということを叩き込まれました。
それが
お客様は100%(読まない)
お客様は100%(信じない)
お客様は100%(行動しない)
というモノです。
100%は言い過ぎですが、『そのくらい自分の書いた文章は相手には、伝わらないと思って文章を書け!』という戒めのようなモノです。
コピーを書く時には、まずこの3つを読んでから、
さあ!すごいコピーを書くぞ!
と気合を入れるのですが、実は人には伝わっていないというのは、本当らしいことがわかりました。
それが日本人のほとんどは字は読めるけど、読解力がない人が結構いるって話。
日本人の1/3文字は読めるけど
理解できないという驚愕の事実
piaac 国際成人力調査で判った驚愕の事実があります。
国際成人力調査(PIAAC)とは、日本だけではなく、世界的な調査で、世界における日本人の読解力(文章を読んでそこにある情報を理解する力)は割と高いです。
でも、世界的に見ると識字率(文字が読める人)は100%だけど、その1/3くらいの人が、文字は読めるけど、理解できないという結果になったってことです。
この調査の例題があるので、どんなテストをしたかを見ると、僕が驚愕したのがわかる思います。
↓ piaac 国際成人力調査の例題
http://www.nier.go.jp/piaac/
見ました?
これって小学校3年生くらいの子供でも読める文章ですが、
そこに書いてある情報から自分が必要としている要素をピックアップすることをできない人が、結構いる
ってことです。
『本当にそんなことがあるの?』
って思ってます?
読解力がある人にとっては、信じられないかもしれませんが、例えば市役所などの、お役所的なところにおいてあるような、申請書類の説明書みたいな、書いてあることはわかるけど、
『結局、何をどうしたら良いの?』
っていう経験はあると思います。
で、
何を言いたいかというと、
『あなたが情報発信した文章は、読まれても理解されていない』
ということに気がついてください。
ということです。
これを分からないと、
『ブログやFacebookで発信して読まれてはいるみただけど、なんか反応が薄い』
あるいは
『アクセスはあるけど、モノが売れない』
とか、、、、。
それで、何をどうすれば、良いかっていうと、
・読者(見込み客)は読まない
・読者(見込み客)は理解しない
・読者(見込み客)は行動しない
を前提に、
情報発信をしている人は、まず、読んでもらえる工夫や、誰にでも理解してもらえるようなライティングが必要になります。
Webライティングで
読まれる文章に必要な
3つテクニック
ネットで発信する文章の書き方を具体的に説明すると、2〜3時間のセミナーになるので、今回は
これは絶対やっとけ!!
みたいな鉄板テクニックを3つだけ紹介しますね。
1.結論を先に言う
まず、最初に結論を先に言ってから、その結論に至った理由や背景を説明します。
さらにリアルな出来事や事例などをなどの詳細を書くと臨場感が増します。
そして、最後にもう一度結論を書く。
2.一文一義で短い文章で書く
一文一義(いちぶんいちぎ)とは、ひとつの文章にひとつの事柄だけを書くことです。
文章は一文が長いと読み難いですし、短く書くとスッと頭に入って来て、わかりやすい文章になります。
重要なのは、1つの文章に複数のトピックを混ぜないことです。
例えば A B C について語りたい時、NGな文章だと
『Aって〜〜ですが、Bについては誰もが知っていることあり、これに関するCが求められるのです。』
みたいな文章www
これが、長文だと、Cが何かって文章を読んでいるうちに『Aって何だっけ?』って読む人を混乱させる文章です。
一文一義で書くなら、
『Aって〜〜ですよね。
Bについては誰もが知っている事実ではあります。
それゆえにCが求められます』
みたいに書いてみてください
あと、ちゃんと主語を入れて、適度な改行も忘れないでくださいね。
3.箇条書きで書く
これも実際の文章をお見せした方が分かりやすいので、
↓まず、NGな分かり難い文章がこれだとすると
ポリフェノールが豊富に含まれるブルーベリーやラズベリー、レッドレズベリー、ブラックベリー、イチゴなどのベリー類には抗酸化物質が豊富に含まれて抗酸化作用が高いことで知られています。
↓これを箇条書きを入れた文章にしてみましょう
ポリフェノールが豊富に含まれるベリー類
- ブルーベリー
- ラズベリー
- レッドレズベリー
- ブラックベリー
- イチゴ
などには、抗酸化物質が豊富に含まれて抗酸化作用が高いことで知られています。
どうです?
ほぼ同じ文章なのに、箇条書きを入れるだけで、断然読みやすくなったのが分かりましたよね。
いかがでした?
今回は、簡単にできるテクニックを3つだけ紹介しましたが、ライティングのテクニックや見せ方は、もっと色々とあるので、また紹介していきますね。
読者に分かりやすい文章が書けるようになるには、まずは基礎が超重要です。
これからブログやSNSを始める人に絶対に読んでおいて欲しいのがこの本です。
30分くらいで読める薄い本なので、ぜひ手に入れて読んでみてください。
↓↓この記事を書いた人↓↓
株式会社エナジーフロー CEO
動画を駆使したマーケティングの専門家
学習をもっと面白くするエンタメ型動画プロデューサー
動画プロモーションの動画制作やWeb制作、コピーライティングなどを中心に、自宅がある神奈川と会社がある沖縄でデュアルライフを送りながら活動しています。
クライアントの想いを発信するためにクライアントの話をじっくりと聴いて、ターゲットに伝わるコピーラーティングを心がけています。