人が行動しない
本人も気が付いていない
本当の理由

教育プログラムや学習コンテンツを販売すると、成功することから逃げている人がいるという驚愕の事実がわかります。

今回は人が成功を恐れる謎の心理について深く解説します。

エナジーフローでは、セミナーや講座などの学習プログラムを販売する事業もやっています。

私は学習・教育プログラムやセミナーをするまでは

『人は誰でも何らかの成功を求めている』

と漠然と考えていましたが、どうやらそうではないということに気が付きました。

誰に強制されたわけでもなく、ワザワザお金を出して勉強をするという講座やセミナーに集まってくる人は、勉強熱心で努力家でモチベーションの高い人です。

それだけで、成功のスタートラインにいる人なんですね。

でも、必ずと言っていいほど、ほとんどの人が行動しないのです。

講座やセミナーで、

・再現性のあるノウハウやメソッドを
・誰にでもわかるように
・心理学的なアプローチで行動を促すようなプログラムで
・成功が約束されている

としても、成功を避けているように、ピクリとも動こうとしません。

なぜ成功するのが怖いのか？
深層心理がジャマをする

講座やセミナーで習ったことをすぐに実行して成功する人はもちろんいます。
だって、誰にでもやれて、成功するようにプログラムしているのだから、まあ、そんなには驚かないです。

でも、能力があって、センスもあって、そこそこ頭も良いのに、成功を恐れているとしか考えられないような行動をしたり、逆に『やるやる』と言って何もしない「やるやる詐欺」の人が、ある一定数必ずいるんですね。

そういう人は、怠け者でへそ曲がりなのかというと意外とそうでなくて、熱心にメールで質問してきたり、アドバイスを求めてきたりするから

『これは何か一定の法則があるのかな？』

と思うようになって、心理学の本を何十冊も読んだり、コンサル仲間と議論したりしてきました。

成功しない人の特徴を挙げると

・教えたことと違うことをやる
・やる気はありそうなのに全く行動しない
・勉強熱心で知識だけ知りたい
・なんでもネガティブな思考に持って行きたがる
・自分は何もしないのに何かをしたらどうなるのかを知りたがる

などなど、まあ、側から見ると成功しない努力を一生懸命にしているようにしか見えないのですよ！

なぜ、ワザワザ成功から遠ざかるようのことをするのか考えてみると、成功する途中は誰もが一生懸命に夢中になっていたりして、それなりに気持ち良いから、その気分を終わらせたくない、成功という目的地に到着して旅が終わってしまうのを恐れているのではないかと思うようになりました。

これを心理学用語で一言でいうとコンフォートゾーン。人はコンフォートゾーンの中から外れたくないからと言えます。

コンフォート(comfort)とは『快適さ・気楽・安楽』という意味で、コンフォートゾーンとはつまり、自分が居心地の良い場所に留まり続けたい深層心理なんです。

コンフォートゾーンは
必ずしも快適ではない

コンフォートゾーンは快適な空間だとすると、成功していない状態より、成功した方が快適な場所になるから、行動するのでは？と思いますよね。

でも実はここに人間の業の深さというか、成功を避けてしまうメカニズムがあるのです。

コンフォートゾーンを意訳すると『快適な場所』の他に『慣れ親しんだ場所』と意味も含まれています。

人は変化を恐れる生き物です。

これは太古から人間のDNAに刻み込まれている恐怖で、大昔から何らかの変化は人の死を意味したからです。

人は変化を恐れて、他人から見たら不快な場所でも、本人にとっては『慣れ親しんだいつもの場所』と深層心理が感じているのです。

だからDV(ドメスティック・バイオレンス）を受けても、別れようとしない人がいるわけです。
これは共依存という別の心理だったり、複雑な事情も絡んでは来ますが、実は本人が気づかないコンフォートゾーンが邪魔をして、一歩前に進めないのかもしれません。

学習プログラムを受講しても
成功を避ける人の３つの特徴

DVの話は人間の業というものもあるかもしれませんが、話を学習プログラムを受けている人に戻しましょう。

もし、あなたが何らかの講座やセミナーなどに大金をはたいても思ったより成功していないなら次の３つの特徴に当てはまるのかをチャックしてみてください。

１）自信が持てない

成功体験が少ない人ほど、成功するための準備がすでに整っていても『自分はまだまだ』『もっと勉強が必要』と自信が持てずに、必要のない努力を続けて、成功するための行動をしません。

2）苦痛を避けたい

人は未知のものに恐怖を感じます。その人にとっての最終ゴールである成功はまだ体験をしたことがない未知のゾーンです。

『恐怖＝苦痛』。人は苦痛を避けます。

3）自分の価値観に合わないことをやっている

今、あなたがやっていることや努力していることは、実はあなたの価値観に合わないことなのかもしれません。

人は価値観に合った行動をします。

価値観に合わないから、深層心理がゴールへと向かう行動を阻止しているのかもしれないです。

『お金持ちになって、カッコイイ車に乗りたい』
『成功して人から尊敬されたい』

そもそも、それはあなたの価値観に合っていますか？

私は他人の夢を自分の価値と勘違いしている人を多くみてきました。

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いかがでした？

もし、あなたが該当するなら、まずは自分自身の心の奥にあるコンフォートゾーンが何なのを見つめてください。

今まであなたが取ってきた不可解な行動の謎が解けるはずです。

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